フエ名物料理を海外市場でも 商標登録に100億ドン ― ベトナム ―
2013年9月12日、ベトナムプラスが報じたところによると、ベトナム北中部トゥアティエンフエ省人民委員会が推進委員会を設立し、「ブンボーフエ」をはじめとした、フエ名物料理を海外市場でも商標登録する活動を開始した。この活動にはおよそ100億ドン(約4,700万円)が投じられるという。
フエはベトナム中部に位置する都市で、トゥアティエン・フエ省の省都である。建造物群はユネスコの世界遺産にも登録されている。
「ブンボーフエ」は名物の米粉でできた太麺と牛肉を用いたライスヌードルで、庶民の味として親しまれている。「ブン」はビーフン、「ボー」は牛を意味しており、全体で「フエ風の牛肉汁ビーフン」という風な意味になる。アジア版のギネスブックと呼ばれる「アジア・ブック・オブ・レコーズ」では、「ベトナム料理12選」にも挙げられている。
同推進委員会の計画では、2015年までに「ブンボーフエ」を皮切りに、各名物料理の商標登録の手続きを開始し、2020年までには少なくとも5つのフエ料理の商標登録を目指す予定だという。
商標の登録を通じて、国内外の市場で高品質なフエの特産物を安定供給し、フエの文化的価値を高めることで、さらにベトナム国民の生活水準向上にもつなげると意欲を見せている。
国のブランド価値を高めるために、フエ名物料理の名前を商標として世界中で権利化を図るということですね。
私も、このようなプロジェクトに参加してみたいです(つまりは、ベトナムからの依頼が欲しいということですが・・・)。
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