ランボルギーニ 幻のコンセプトカー「エゴイスタ」が商標登録申請 ― EU ―
イタリア・スーパーカーメーカーのランボルギーニが「エゴイスタ」という名称の商標登録を申請した。商品化の予定がないとされたコンセプトカーの商標登録を受けて、発売を期待する声もあがっているという。
(参照:BMWの子会社、Google子会社が同名と商標権を調査 ― EU ―)
「エゴイスタ」は、ランボルギーニが創業50周年を記念して開催した記念イベントでのみ披露されたコンセプトカーである。戦闘ヘリコプターをイメージしたという鋭角を多用したデザインで、シートが一人分しかない単座席スーパーカーだ。
当時のVWアウディグループのデザイン統括責任者、ワルター・デ・シルヴァのデザインによる斬新なスタイルである。「エゴイスタ」とは「利己主義者」の意で、まさに単座シートスーパーカーにふさわしいネーミングといえよう。
その後モーターショーに出展されることもなく、「誰も所有することは叶わない車輌である」と明示された幻のスーパーカーとして本社ミュージアムに展示されたままだった。今後、この車が市販化されるかどうかは不明となっている。
ランボルギーニーの「エゴイスタ」は、幻のコンセプトカーとして、市販されることはないであろうと言われていました。「エゴイスタ」は2013年5月にランボルギーニー社の50周年を記念して発表された後、どのモーターショーにも出展されることなく、現在はランボルギーニー本社工場に併設されたミュージアムに展示されています。
しかし、今回、ランボルギーニー社が「エゴイスタ」の商標登録を行ったことで、幻の「エゴイスタ」が市販される可能性が出てまいりました。「エゴイスタ」は戦闘ヘリコプターのような極めて斬新なデザインですので、市販されると、自動車業界の話題を独占するのは間違いありません。
また、仮に、2013年5月に公開された車両と同じ型式でなくても、人々を驚かせた「エゴイスタ」のネーミングを利用して、ランボルギーニー社が新車種の販売を検討しているのかもしれません。いずれにしても、今後のランボルギーニー社の動きが注目されます。
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